日本一の星空は鳥肌モノ!一生に一度は行きたい波照間島

国内旅行の中で一番印象に残った場所、沖縄県の波照間島(はてるまじま)。その目的は「星をみること」でした。星空観測ネタを中心に、波照間島への行き方、星空観測ツアーの参加方法、天体観測の注意点をまとめてみました。ネット情報が少ない離島なので、実際行くとなるとネットサーフィンしまくりになります。よかったら参考にどうぞ!

波照間島とは?

波照間島は台湾の横に浮かぶ日本最南端の有人島。大きさは周囲約15km、自転車で一周したら1時間程度の小さな島で、信号機、タクシー、バス、コンビニもないのんびりした場所です。

有名な観光スポットはブルーのグラデーションが美しい「ニシ浜」です。透明度が高く、青の濃淡が独特なことから「ハテルマブルー」と称され、八重山諸島のなかで最も美しいビーチといわれています。

そしてもう一つ、波照間島で有名なのが夜空いっぱいに輝く星です。赤道に近い波照間島はジェット気流の影響を受けにくく、天体観測に適した地理的条件が揃っています。日本で一番、星がはっきり見える場所なのです。竹富島などほかの離島でもキレイな星空は見られますが、わたし的にはやっぱり波照間島が一押しです。ライトをつけた車が一台通るだけで周囲がパーッと明るくなるほど真っ暗なところに星空観測タワーがあり、おまけに館長さんの話も興味深い!

波照間島への行き方

波照間島へ行くにはまず石垣島へ。石垣空港から車で約30分(バス約40分)の「石垣港離島ターミナル」から「安栄観光」が運営する小さめの高速船を利用するのが一般的です。

波照間島への高速船は一日4回のみ(毎日運航)。所要時間は約1時間30分。波照間便は頻繁に欠航になることでも有名です。ほかの離島と違って波照間島周辺は海流が激しいので、天気が良くても欠航します。

高速船のほか、欠航しにくい大型船・高速貨客カーフェリー「ぱいかじ」もあります。所要時間は約2時間。ただし、石垣島ー波照間島の運航は毎日ではありません。火・木・土曜、第2・4の金曜のみで、いずれも一日2回運航しています。

※波照間島へのアクセスをまとめた記事はこちら!日程をうまくこなすためのコツもご紹介しています。

日本最南端の有人島!波照間島への行き方まとめ

波照間島の宿

星空を見るには当然ながら波照間島へ宿泊しなければいけません。竹富島などを含めた離島めぐりツアーなどもありますが、もちろん昼間です。ニシ浜を単に見たい方には良いですが、はるばる南の端っこまで来たのなら宿泊しないきゃもったいない!

波照間島には民宿を中心に20ほど宿があります。バックパッカーや若者向けの相部屋タイプもあれば、大人の一人旅、ファミリー向けの個室タイプの宿もあります。おしゃれな大型リゾートホテルはありません。ホテルっぽい現代風の宿泊施設は「ペンション最南端」、「オーシャンズ」、比較的新しい「はなこ旅館」です。

ちなみに「じゃらん」、「楽天トラベル」とかの旅行系宿泊サイト経由で予約できない宿が多く、電話予約のみの民宿ばかりです。宿それぞれに個性があるのでよくリサーチして決めるといいかと思います。

ちなみに、わたしは「あがた村」という個室ありの民宿に2泊しました。

体験の民宿「あがた村」に泊まった感想

予約は必要?波照間島の星空観測ツアー参加方法

左の白い建物が波照間島 星空観測タワーです。

星空は宿からでも、道端に寝転がってでも見ることができますが「波照間島 星空観測タワー」で見るのがベストです。星空観測タワーは民家、宿、街灯が全くない島の最南端にあります。ニシ浜のリゾートっぽい感じとは雰囲気が違う男性的な断崖絶壁の海岸線近くです。波照間島内での交通手段は主にレンタサイクル(またはレンタバイク)なのですが、真っ暗すぎるので自転車で行くのは無理です。

星空観測タワーへは波照間島の主要な民宿を巡回するバスを利用するのがおすすめなのですが、バス送迎「星空観測ツアー」は最近やってないようですね。2014年に波照間島を訪れた際は高速船が到着する「波照間港ターミナル」にバス送迎の案内の紙が貼ってありました。当日電話予約可能で、主要の宿を巡回して参加者をピックアップするという内容でした。確か500円とか、その程度。

わたしはそのバスツアーに参加する気でいたのですが、よくよく考えると夕飯の時間とかぶることに気付き、当日の昼間、宿のオーナーさんに相談しました。そしたら「間に合うように連れて行ってあげるよ!」と嬉しいお言葉。宿によっては送迎(無料または有料)があるので、予約時の電話で確認した方が早いかもしれません。

わたしがお世話になった民宿「あがた村」では、わたし一人だけ星空観測タワーに行く雰囲気だったものの、出かけ際に「どこ行くの??」と一人旅の方に聞かれ、結局計3名で出発しました(ちなみに全員一人旅)。一緒に行った50代くらいの男性に、あとですごい感謝されました。どうやら彼は星空目的で波照間島に来てたわけじゃなかったようです。「あんなすごいの見れただけでも来たかいがあったよ。ほんと、ありがとね!!」と。名前も知らない、まさに一期一会の方の役に立てたようで、なんか嬉しかったです。そして連れて行ってくれた宿のオーナーさんにも感謝です!

いい条件で星空を見るには?事前に知っておくべき注意点

波照間島に限ったことではありませんが、きれいな星空を見るには事前に日程調整が必要です。波照間島は飛行機で行ける近くの海外よりも時間がかかります。星をメインに波照間島へ行く方は月の暦(月齢カレンダー)を確認したうえで旅行日程を決めましょう。

新月のタイミングに合わせて旅行日程を決める

波照間島の夜は懐中電灯がないと歩けないほど暗いです。その暗さは街灯やマンション、コンビニが立ち並ぶ一般的な街とは比べものになりません。そういった場所では月の明るさの影響力がすごいです。

月が最も明るい「満月」のときは星が見えにくくなります。星空観測は月の灯りが見えなくなる「新月」の時期を狙いましょう。月の満ち欠けは28日周期です。28日にの中に満月が1回、新月が1回あります。わたしは満月から1週間後くらいの7月に波照間島に行きましたが、問題なく満天の星空を見ることができました。

イメージ写真です。実際はこの100倍くらいすごいです。

星空ガイドは星空観測タワーの屋上に出て、館長さんの説明をききながら星を見るのですが、参加者が全員が屋上に集まった後、タワーの電気が消されます。その瞬間、無数の星々が宝石のように輝きを増し、視界ぜんぶが星だらけになります。わたしは周囲の音が聞こえなくなるほどの衝撃を受け、一気に鳥肌が立ちました。自分が想像していた星空をはるかに超えるレベル。星というより、宇宙!!

天の川、さそり座、いて座など、夜空の半分が星で埋めつくされていました。アニメ『北斗の拳』で死が近い人だけが見えるというレアな星「アルコル」もはっきり見えました。アルコルは北斗七星の近くでかすかに輝く小さな星で、北斗の拳のなかでは「死兆星」という名が付けれられているそうです。でも、それはフィクション。「見ても死にませんから!」と館長さんが言っていました。

南十字星が見られる時期は冬から春まで

波照間島のマンホール。南十字星がデザインされています。

波照間島は本州や沖縄本島では見られない「南十字星」が観測できる場所としても有名です。石垣島やほかの離島でも見られますが、天文観測の立地に適した波照間島を選ぶ方が多いようです。

ただし、南十字星はいつでも見えるわけではありません。例年だと12月~6月頃。星は回っているので(地球が回ってる)、見える時間も限定されます。20時頃観測できる日もあれば、深夜2時頃にならないと観測できない日もあるようです。

星空観測タワー公式サイトでは4月下旬~6月中旬まで、天候が良ければ営業時間内に南十字星が観測できると記載されています。

星空観測タワーには定休日あり

星空観測タワーでは営業中毎日1回、星空ガイドが開催されています。ただし、毎週月曜日は定休日なので注意が必要です。

星空観測タワーの外観。昼間も入館できます。お土産にぴったりな星関係のグッズも購入できます。

【波照間島 星空観測タワー営業時間】

■営業時間:【昼間】10:00~12:00、13:00~17:00、【夜間】夏期(4~10月)10:00~12:00、20:00~22:00 / 冬期(11~3月)19:00~21:00

■星空ガイド:夏期20:30~、冬期20:10~ ※開始10分前まで入館

■定休日:月曜日

■入館料:大人(高校生以上)400円、小人(小・中学生)200円

まとめ

わたしは波照間島の星空を見て、人生観が変わりました。自分はこんな広くて神秘的な宇宙の中にいるんだ!って思ったら、日頃の悩みなんかどうでもよくなり、数か月後に会社を辞めました(笑)。「キレイだね」ってレベルの星空ではないです。本当に言葉を失うほどの美しさで、なんというか、荘厳な感じ。

館長さんが「今見える○○○星は○○光年前の光で、、、」とかそんな話をいろいろしてくれます。壮大なものを見て気分をリセットした方にもおすすめの場所です。

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